「残置物」扱いの古いエアコンには要注意!
部屋探しの段階でエアコンか何台ついているかは、戸建賃貸に関しては
最重要項目の一つといえます。
3LDKでも4つのエアコンが必要なわけで、すべてを自前で付けるとなれば
30万円前後の出費となるでしょう。
ですから内見時に部屋にエアコンが付いているのを見ると、多少古そうに
見えてもうれしく思えてしまうのは致し方ないと思います。
しかし、備え付けのエアコンは必ず本体に貼られたシールに記載された
製造年月日を確認してください。壁側側面にシールが貼られている場合、
シールに記載された文字が見えにくかったら室外機側で確認することもで
きます。
もし、製造から15年も経たエアコンがついていたらそのエアコンはいつ
故障してもおかしくありません。
そしてそのエアコンが「残置物」または「残置」であればあなたが業者に
対し、撤去と処分と新たなエアコンの設置を頼まなければならないのです。
もちろん費用もすべてあなたが負担することになります。
これが「残置物」ではなく「設備」となっていれば原則すべての費用は
オーナー負担となります。
各部屋のエアコンが「残置物」か「設備」なのかは通常、契約書の特約事項
や重要事項説明書に記載されますが、それらの文書は契約時になって初めて
目にすることが多いため、契約中に「エアコンが残置だから契約やめます」
とは言えないのが普通でしょう。
ですので、備え付けのエアコンは必ず内見時に製造年月日と「残置」か
「設備」かの確認を忘れないようにしてください。
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